腰椎椎間板ヘルニアは、繊維輪に亀裂が生じることで、
クッションの役割を担う髄核が繊維輪を
突き破って飛び出してしまうことを言います。
飛び出した椎間板が神経などを圧迫すると、痛みや痺れが生じることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアの治療方法として手術療法と保存療法があります。
症状が深刻(排尿障害など)な場合は手術を行います。
保存療法の一つとして、コルセットを作って治療を行う方法があります。
症状が患者さん個々に異なりますので、医師の診断を受けてください。
腰椎椎間板ヘルニアに使用する軟性装具として、ダーメンコルセットと呼ばれる柔らかい素材でできたものがあります。
コルセットを適切な位置にしっかり付けることで、腹腔内圧を高め、椎間板の保護をすることができます。
オーダーメイドのコルセットが
既製品と違う点は、
支持性の高さにあります。
オーダーメイドコルセットは、体を支えるために必要な圧力をかけるため、非伸縮性のメッシュの生地を使用しています。
ギプスの包帯で体の形をとらせていただき、一人一人の体の形に合うように生地を裁断・縫製します。
これにより、部分的に偏った締め付けを避け、体への負担を少なくします。
マジックテープを締める力により、ステンレス製のバネが体幹を全体的に支えます。
※装具の長さ(高さ)については、医師の指示のもと、病状に合わせて決めさせていただきます。